Once ダブリンの街角で
昨日は絶対、18:00には退社して映画を観るのだ!と意気込んでオフィスを後にし、渋谷のアミューズCQNを目指す。
18:30 なんか混んでるなぁと思ったらレディースデイだったのね、チケット買うのにしばし並ぶ。
18:45 やっとあと数名で自分の順番が来そうなとき、ふと掲示板を見ると「Once...あれ?!ないじゃん!やってないの!?終わっちゃったぁ?」と思ったら、大勘違い。同じ系列の別の映画館だった(汗)19:00上映開始なんだよなぁ、はぁどうしよう、せっかく会社を早く出たのに。と思いつつダメもとで正しい映画館シネ・アミューズにダッシュ!!
18:55 ゼエゼエ「すみません、Once...まだ席数ありますか?」
「10席ほどでしたら空いてます」
「では大人1枚で」
18:58 ギリギリ中に入ると...最前列ジャン!ま、いっか、観れることにはちがいなし。
19:00 無事上映開始
ストーリーはというと・・・アイルランドのダブリンの街角で出会ったストリート・ミュージシャンと音楽の才能を持つチェコ移民の女性が、音楽を通して惹かれ合っていく様を描く恋愛モノ。でも、コテコテなラブストーリー展開はなく、エロもなし。音楽を通じてのつながりが深く描かれている。演奏する人なら分かる感覚だと思うけど、誰かと一緒に音楽を演奏するときに徐々に息が合ってゆき、一体感が生まれていくのだが、その時の感情が豊かに描かれている。
なんだかその感覚が、絶妙なのである。
実際、主人公のストリート・ミュージシャン役の俳優はThe Framesのフロントマン、そして監督が同バンドの元ベーシストというプロのミュージシャンたちで作られた作品なので、音楽と恋愛の組み合わせをとてもうまく表現している。切ないけど、後味の良い映画であった。主人公とその相手は最後まで個人名がなく、「a guy」と「a girl」と表すこだわり感(そう表すことで自分の身にも起き得るのではという親近感が生まれる気が)なんかもトクッときた。
ある音楽を聴くとその頃の自分が何をしてたか、どういう心境だったか、思い出したりすることがよくある。楽しい思い出だとあえて聴いて懐かしむこともあるし、悲しい思い出だと未だにその頃の曲を聴けない
なんてこともある。どんな形であってもジャンルであっても『音楽』って意外と人への影響力があるんだと思う。私が未だにピアノを習っているのも、『音』に触れていたいというのがあるし、弾くことの楽しさとか、喜びとかそんなものを味わっていたいっていうがあるのかも。あと、私の場合はピアノを弾くことがデトックスの1つでもある。
なんらかの形で、これからもずっと音楽には携わっていきたい。そして家族とか、子供とか周りにいたらそれを共有できればなと思う。
・・・ってことで、息切れしたままスタートしたこの映画、観るまでのゴタゴタはあったけどとても良かった。ダッシュして?も観る価値ありだと思う。
ダッシュのおかげで今朝から膝が痛いんだけどね。
Labels: Movie
2 Comments:
この映画、何かの番宣で見たぞ!!
そんなにいいなら、DVD出たら借りてみよう。。。
どうやら、映画館には行かないようだ(・ω・)
りこ>
私は気に入った作品だよ。
誰しも音楽がもたらす影響力ってある気がして。
DVD出たらぜひ借りてみて♪(マイナー映画だけど)
りこさんは映画館には行かないのですか〜?
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