美しい人
9人の女性たちの愛をめぐる9つの物語を、ワンシーン・ワンカットでリアルに描き出したオムニバス・ドラマ。
女性にとって誰もが抱える孤独感や希望を描き上げた作品…現実の自分に置き換えて色々と考えさせられた。
家族や恋人、子供、夫婦など対象変えての愛についてがテーマになっているのだが、そもそも「恋」とか「愛」ってなんなんだろう。→最近これ自体が、自分のテーマになってる。(友達のブログにも書いてあったが)多分物心ついてからの恋愛って感情よりも頭で恋愛していたんだろうなぁと。もしかしたら世の中、そういう人が大半なのかもしれない。
自分が幸せだと思える環境を頭で作って恋愛してる人が多いのかも。
自分が頭じゃなく純粋に恋愛してたのっていつだろう〜?そんなこと考えながら昔を回想してたらうーん、そう思えるのって結構昔だった。ってことはしばらく恋愛してないのか〜、それも寂しいなぁ(苦笑)
でも最近、恋とか愛とかない時間を過ごすことにも大分慣れてきた。今までなんて別れたらすぐ次、なんてことばかりだったのに、そういうこともしなくなった。それより、自分自身の時間をどういう風に過ごすか考えるようになったし、自分のことで色々時間を費やしたいと思えるようになった。もちろん、「この人、一緒にいて楽しいな」と思えることはあるけど、それがすぐ本当の意味での「恋愛」につながらずもう少しお互いを知るための時間を費やすようになった。そうすることで、気持ちが整理され、余計な感情が淘汰され純粋な「好き」な気持ちが出てくるんじゃないかなと。
さて、映画の話に戻るのだが、頭で好きになる感情を抜きにして、どうしようもない純粋に人のことを愛することとは…ってのがこの作品のメッセージに含まれていた感じがする。
エンディングは敢えて語られておらず、ハッピーなのか、アンハッピーなのかも分からないのだが多分それが余韻を残す効果になっているんだと思う。
切ないけど、深い映画だった。
女性だけでなく男性にも見て欲しい作品。
Labels: Movie
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